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B級映画の布教活動

エナドリ飲んだらゾンビになった?!Z-bull(ゼットブル)のネタバレ感想

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引用元:TUTAYA公式サイト(https://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA0000YG6S9

”当たり”なB級映画「Z-bull」のネタバレなし&あり感想


ネタバレなし感想

あらすじ 軍事兵器開発会社に勤めるリストラ間近のダメダメ社員。いつものように出社すると、社員同士が殺しあっていた!

原因は会社で配られたエナジードリンクらしい。奇跡的にエナジードリンクを飲んでなかった主人公&冴えない仲間達は、生首飛び交い血しぶき舞う社内を奔走し脱出を目指す!

だいたいこんな感じのお話です。

エナジードリンクを飲んで錯乱し殺し合うという設定がまず僕の性癖に刺さりました。この設定だけでもうこの映画がおもろいことは確約されてます。

タイトルもいい仕事してますね。「Z-bull」という邦題を付けたのは本当に天才的だと思います。この手の映画ってジャケットやタイトルでインパクト残さないとなかなか手に取ってもらえませんからね。原題は「office uprising」。界隈では”邦題のセンスなさすぎ問題”が度々議論の的になりますが、この映画に関しては100点満点です。

「office uprising」なんて誰も観ないでしょ。

予算の都合上、ビル一棟の中だけで話が完結するこじんまりしたスケールの映画ですが逆にそれがうまく機能していたと思います。

脱出するために敵がひしめくフロアを突破し最上階を目指すというRPGのダンジョン的な展開は若干「ザ・レイド」を彷彿とさせたり。

アクションはザ・レイドには遠く及びませんが、鉛筆やバインダー、モップなどオフィスならではの即席武器で戦うのも面白いです。トイレ掃除のスッポンで殴ったりします。

あんまり言うとネタバレになるので詳しくは言えませんが、狂暴化した社員たちの暴れっぷりのなかでも経理部 VS 広告部の戦いが好きです。

空き缶を潰して手裏剣にして首をちょん切るくだりなんかはかっこよすぎてシビれました。

あと、B級あるあるですが、謎に顔面偏差値が高いです。

主人公はパイレーツ新作でジャックスパロウの新相棒をやってたブレントン・スウェイツ。

ヒロインはジェーン・レヴィ。今作ではだいぶエマ・ストーンに寄せにいってます。戦闘力高め。ちなみに、きちがい老人ホラー「ドント・ブリーズ」でスポイトでえらい目に遭ってた人です。



で、なんとこの映画、「シャザム!」のあの人も出てるんですよ!しかもかなり重要な役で。

このザッカリー・リーヴァイ(シャザムの人)がイケメンすぎてエロいです。しゃべり方もエロいです。

あと、顔面偏差値は高くないですがデッドプールシリーズでタクシーの運転手をしていたアイツも出ています。弱気なのに終盤になるとノリノリで人を殺すあたり、若干キャラ被りしてます。


とまあ、こんな感じでアホな映画でも許せる!って人には間違いなく面白い映画です。

バイト先や職場にウザイやつがいる・・・って人はこれ見てスッキリしましょう。

2020年の8月1日までu-nextで配信してます。

以下ネタバレ。まだ観てない人は注意。

まあ、ネタバレしたからって面白さが減るような映画じゃないですがね。

ネタバレあり感想

予想通り面白かったです。

うまいなと思ったのが、ゾンビっぽいけど、ゾンビではなく普通に人のままだというところ。邦題にZとついてるからゾンビものかと思いきや、ただエナジードリンクの副作用で前頭葉がブヨブヨになって狂暴になっただけなので、ゾンビではないのです(なんかタイトル詐欺みたいですが、ちゃんと「?!」マークつけてるので許してください)。

この、ゾンビっぽいけどゾンビでないという設定によって部署毎に特色ある暴れ方をしてたのが面白かった。

ザッカリー・リーヴァイ率いる経理部が広告部にケンカを売りに行くところとか、結構この映画の見どころの1つだと思います。(空き缶手裏剣のところ) ゾルトによって理性が吹っ飛んだだけで、たぶん普段から仲悪かったんだろうな~。あと、営業部だけ狂暴化する前と後であんまり違いがないのもなんか笑えました。皮肉ってるんでしょうかね。

ヒロインがゾルトを少し飲んでいて半分狂暴化してるっていうのも、味方パーティーにハラハラ感がプラスされていいスパイスになってたと思います。乳首ちょん切ってピザに盛り付けてやる!がこの映画のハイライトです。

ただ一つだけ残念な点を挙げるならアクションですね。

聞いた話ではこの監督さん、スタントマン出身だとか。それならもっとアクション的な見せ場を作って欲しかったと思います。

前半は良かったものの、後半になって銃火器に頼りっきりなのはちょっと物足りない感じがしました。

特にラスボス・ザッカリーリーヴァイ戦!

ショボいバトルスーツとか出さなくていいから、主人公 VS リーヴァイで拳と拳のぶつかり合いを見せてほしかった。

中盤でじじいに刺されて死んだアジア系の営業マンもしかり。めちゃめちゃ強そうな雰囲気出してたのに、特に見せ場もなく槍で刺されて退場。もっと上手な使い方あったでしょー!

似たような映画にZ inc. がありますが、Z inc.の方が暴力に気合いが入っていて好きかもしれません。

まあでも、総合的に見たら大満足な映画でした。